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湯田川温泉 梅まつり開催のご案内【令和6年3月30日・31日】

2024.03.11
湯田川温泉 梅まつり開催のご案内【令和6年3月30日・31日】
令和6年3月30日(土)・31日(日)の2日間 湯田川温泉 梅まつりを開催いたします。   【梅林公園について】 湯田川温泉の梅林公園は、名勝・金峯山の山懐にあたる湯田川温泉内にあり、竹林に囲まれた風光明媚な公園です。春になると、温泉街を見下ろすように約300本の紅梅・白梅が咲き乱れます。見ごろの土日には梅まつりが開催されます。梅のほかにも、ぼたん、つつじ、さつき、あやめ、水仙なども楽しめます。     【開催日】 令和6年3月30日(土)・31日(日)   【3月30日開催内容】 ⚪︎旅館特製 梅見弁当の販売『ウメミデランチ』 (隼人旅館・つかさや旅館・理太夫旅館・仙荘湯田川) 11時~売り切れまで   【3月31日開催内容】 ⚪︎旅館特製 梅見弁当の販売『ウメミデランチ』 (つかさや旅館・仙荘湯田川) 11時~売り切れまで ⚪︎梅林の野点(梅林公園) 11時~14時まで ⚪︎湯田川温泉神楽(梅林公園:雨天時は旅館宴会場にて) 14時~14時半まで   【湯田川温泉までのアクセス】 〈JR〉JR鶴岡駅より「湯田川温泉」行きバス約25分 〈自動車〉山形自動車道「鶴岡IC」より約10分 駐車場あり   【日帰り入浴について】 日帰り入浴は正面湯をご利用頂けます。 正面湯について・入浴方法は、過去の記事をご一読ください。 →https://www.yutagawaonsen.com/news/syomenyu/   【問い合わせ先】 湯田川温泉観光協会 電話:0235-35-4111

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湯田川温泉 旧白幡邸のお雛様公開のご案内【令和6年3月15日~4月7日】

2024.03.11
湯田川温泉 旧白幡邸のお雛様公開のご案内【令和6年3月15日~4月7日】
こんにちは。 湯田川温泉観光協会です。 本年も旧白幡邸で雛様を皆様にご覧いただけます。 【期間】 令和6年3月15日(金)~4月7日(日) 【開催時間】 9:00~15:00 【入館料】 大人 400円 小・中学生 200円*幼児は無料です。 「ご宿泊特典」 湯田川温泉の旅館にお泊りの方に限り、無料でご案内いたします。 【展示内容】 旧白幡邸は明治43年より2年3か月を要して建てられた数寄屋造りの邸宅で、年に一度この時期にだけお雛様と共に一般公開されます。 欅材をふんだんに使用した邸内やお台所、京文化の技法を有する庭園も見所。幕末~明治期の雛人形と共にゆっくりとご覧ください。 <おくるみ会の作品展示> 湯田川オリジナルの「おくるみ飾り」の名物の一つ。 お雛様の盛り上げ役として考えられた布小物のことで、地域住民で構成されている「おくるみ会」が毎年一つのテーマを決め、1年かけて手作りしています。 これまでの作品“庄内野菜”,“果物”,“庄内浜の魚”などに、今年のテーマ”湯田川温泉の歴史‘にちなんだ「おくるみ飾り」が新たに加わり、旧白幡邸を賑やかします。 今年のテーマは「鯉が池の鯉」になります。 *鯉が池とは温泉街ちかくにある鯉にえさやりの出来る古くからある池になります。 昨年初めて、由豆佐売神社に鎮座する山形県指定の天然記念物「乳いちょう」を作成いたしました。 ぜひ、ご覧になっていただければと思います。 *「乳いちょう」という名前の日本酒の販売もしております。販売先はこちらから。 <おくるみ作品の販売> 世界で一つしかない手作りのおくるみ。 ご自宅で飾れるようなお手頃サイズで販売いたします。 お早めにお求めください。

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湯田川女子旅。 新しくなった「ますや旅館」に泊まってみた。

2024.03.05
湯田川女子旅。 新しくなった「ますや旅館」に泊まってみた。
新しくなった「ますや旅館」に女子2人で泊まってみたら、貸切風呂&大浴場あわせて9箇所の湯めぐりがたのしめて、お料理が抜群に美味しい、最高のお宿でした!今回は、滞在中の過ごし方を時系列で紹介しながら、女性目線で泊まってうれしいと感じたポイントを紹介します。   15:00 「ますや旅館」に到着 「ますや旅館」は、令和5年6月に湯田川温泉の人気宿「九兵衛旅館」と「珠玉や」の姉妹館としてリニューアルオープンしたばかり。リニューアル以前は、湯治場 湯田川ならではの、常連さんに愛されるアットホームな雰囲気が魅力のお宿でした。温もりはそのままに、お食事処には個室が新設され、館内はモダンな雰囲気に一新されていました。   温泉街の入り口から正面湯方面に向かうと、「ますや旅館」の看板が見えてきます。 今回宿泊するのは「ふじさわかぶ」のお部屋。キーチェーンは完全オリジナルで、湯田川名物「孟宗」(たけのこ)のフォルムが可愛い! 「ふじさわかぶ」の間は、8畳の和室。テレビは大きく、丸テーブルは小さく移動しやすいなど、「こうあって欲しい!」という気持ちに、過不足なくぴったりと寄り添ってくれるお部屋でした。 お月さまのような照明や、壁紙など、端々にセンスを感じる空間デザイン。それもそのはず、内装は倉橋建築計画事務所の竹内慶和氏が、家具はAO STYLE 住百合子氏がそれぞれ手がけているそうです。 和風のしつらえの中に、どこか洗練された雰囲気を感じるのは、インテリアひとつひとつに拘りが詰まっているから。とくに縁側にある椅子の佇まいが好きで、すっぽり包まれているような座り心地もgood。 窓の外には湯田川の街並み。お部屋から縁側までがフラットになっているのも安心感があります。これまでに泊まった縁側付きの客室で、縁側部分だけが独立して寒かったり、暑かったり、また空気が回らず湿気を感じた経験がありますが、ますやさんは、“縁側まであわせてひとつのお部屋”という空間づくりで、縁側部分の居心地が抜群でした。 まずは「お着き菓子」をいただきます。以前、温泉ソムリエの講座で“空腹状態で温泉に入るのは危険なので、宿に着いたらまずお菓子を食べましょう”と教わりました。もっちりとやわらかいお餅の中に、たっぷり小豆が入った、鶴岡の老舗菓子店 信濃屋さんの若くさ餅。生菓子なのがうれしい。 ウェルカムドリンクは、ご当地ジュース「山形代表」のもも味。 女性客は10数種類の中からデザイン色浴衣を選ぶことができます。好みにあわせてブルーの浴衣をチョイス。浴衣に着替えると、一気に女子旅感が出てテンションが上がりますね。洗面台のミラーはライト付きでメイクがしやすく、使い勝手がよく配慮されていると感じました。   16:00 湯めぐりを満喫 館内には3つのお風呂があり、どれも空いていればいつでも入れる貸切風呂。中でも贅沢に感じたのは、希少な古代檜をつかった湯船の「古代檜の湯」。自然光が入る室内に湯気がふわ〜っと広がっています。泉質は硫酸塩泉で、動脈硬化症や切り傷、火傷などに効果があるといわれていて、鎮静作用や血圧の降下作用も期待できます。 檜の浴槽にとめどなく注がれる源泉をひとりじめ。ますやさんは、全6部屋のお宿なので、"貸切風呂が空かずに入れない"という状況に出くわすこともありませんでした。「古代檜の湯」には洗い場もあり、脱衣所も広々としていて、プライベートな空間で身支度を完結できるのもうれしいポイントでした。 がつんと強い温泉では入浴後にどっと疲れが出ることもありますが、湯田川のお湯は入り心地が優しく、疲れにくいので湯めぐりに向いていると感じます。 お風呂で温まったあとは、浴衣で温泉街を散歩。温泉街の共同浴場「正面湯」では、湯田川で暮らす方々とのコミュニケーションをたのしみました。その後、姉妹館である「九兵衛旅館」と「珠玉や」のお風呂もめぐることに。 こちらは「珠玉や」の貸切風呂。お湯はすべて同じ源泉から供給されていますが、それぞれに異なる趣きがあります。「九兵衛旅館」では、大浴場のため写真は撮りませんでしたが、名物の金魚風呂にも入りました。 だんだんと陽が落ちて、温泉街は夜の表情に。正面湯前の足湯に入りながら、外の風を浴びてクールダウン。湯田川にはコンビニがなく、車通りも少ないので、静寂に包まれて、温泉が湧き出す水の音や白鳥が鳴く声など、自然のBGMに癒されるひとときを過ごしました。 "そろそろビールが飲みたい!"ということで、「ぱろす 湯田川」へ。コンビニのない湯田川でぽつんと佇む商店はオアシスのようですね。ビールの他に、お土産の日本酒も購入。   18:15 完全個室でいただく夕食 お湯を堪能したあとは、おたのしみの夕食会場へ。料理が美味しいことで評判の「九兵衛旅館」「珠玉や」のメニューをベースに、「ますや旅館」のオリジナルを融合させたお料理なんだそう。 お食事は、朝夕ともに「masuya dining春夏秋冬」でいただきました。完全個室のプライベート空間です。 入り口の「ますや旅館」の看板、「masuya dining春夏秋冬」やお食事処それぞれの名前、お風呂のサインは、若女将・齋藤 生さんが書いたというから驚きです。なかでも「ひいな」の書は、可愛らしく、心おどるような書体でとくに印象に残りました。 器のひとつひとつが素敵な上、盛り付けも美しく、食べる前から既に感動。 前菜は「うるい吸地八方」「寒鱈昆布〆寿し」「ばんけチーズ」「こづけ」と、庄内の季節の食材をふんだんに使用したメニューです。 名物「ごま豆腐のあんかけ」は、リニューアル前から愛されてきた庄内の郷土料理。 どのお料理も想像以上に美味しく、温泉宿でいただく料理のレベルを越えている…!! 庄内は食の都と言われるほど食材が豊かな土地ですが、ここまで美味しいお料理にはなかなか出会うことはありません。質の高い素材を最大限に活かした品々に、一口食べるごとに感動して、目を閉じて天を仰ぐシーンも。感動を二人で共有しながら、ゆっくり大切に味わいました。 なんとも贅沢な、「山形牛のリブロースしゃぶしゃぶ」。 湯田川温泉 オリジナル日本酒の「乳いちょう」をオーダー。 しっかりとしたコクに、シュッとしたキレのある生酛づくりの純米酒です。湯田川のお湯に浸して発芽させた酒米を使用した、生まれも育ちも湯田川な日本酒。訪れた際には、是非飲んでみてくださいね。 日本酒にぴったりな「イワシ酒盗塩焼き」。 かにの身をたっぷり使用した「ずわいがに新丈蒸し」。 庄内地方の冬の味覚といえば「寒鱈汁」。 お腹がはち切れんばかりのメニューで、時折り浴衣の帯をゆるめながらいただき、120%満たされました! もう食べられない!と思っていたのに…。「あんみつ 黒蜜かけ」「自家製 抹茶あいす・バニラあいす」は別腹にペロリとおさまった。こんな甘味が食べられるカフェがあれば、毎日通いたいほど。 最高な夕食を終えてお部屋に戻り、お布団にダイブ。だらだらとお話しをしながら、夜は更けていきました——。   6:00 いつもよりすっきり目覚めた朝 2日目の朝は、また温泉に入ろうと早めの起床。昨日湯めぐりをしたおかげか、いつもより寝つきが良く、深く眠れた気がします。ふかふかのお布団と、高さを自由に調節できる枕も、安眠に一役買っているのかも。よく眠れたおかげで爽やかな朝です。 お白湯を飲みながら、読書タイム。電子ケトルのお湯があっという間に湧いて、こういう小さなことがありがたい。 窓の外には鮮やかな椿が咲いている。 館内には湯田川にゆかりのある作家 藤沢周平先生の本や、庄内の食にまつわる本が並んでいます。次はどっぷり本の世界に浸る一人旅もいいな。 1階の共用部には、ゆっくりできるラウンジスペースがあります。   8:00 期待していた朝食タイム 昨夜たくさん食べたのにも関わらず、朝にはすっかりお腹が空いています。季節のお野菜がふんだんに使用された和食のメニューだったので、消化に負担がなく、胃もたれすることもありませんでした。夕食が最高に美味しかったので、朝食にも期待が募ります。 朝食メニューは、正統派な和朝食。ドリンクはオレンジジュース、牛乳、コーヒー、紅茶、ほうじ茶の中から自由にいただきます。 「季節の野菜サラダ」はごろごろと大きな野菜がうれしい。自家製黒胡麻ドレッシングをたっぷりかけて。 湯田川名物「孟宗」(たけのこ)の入った煮物。 ごはんは特別栽培米の「つや姫」。酒田の「塩納豆」とともに。 朝食にお刺身が出てくるのも、贅沢感がありますね。納豆とも相性のよい「いか刺し」。 美味しくて、ごはんの進むメニュー。お腹が空いていたこともあり、ボリューム満点の朝ごはんをあっという間に完食しました。 デザートは「コーヒーブランマンジェ」と「自家製 木いちごあいす」。 こんな甘味が食べられるカフェがあれば、毎日通いたい(昨夜に続き2回目)。お食事のレベルが高いことに感動しましたが、デザートのクオリティも他にはないほど。木いちごアイスのさっぱりとした酸味が、満腹感を帳消しにしてくれました。 朝食後は、お部屋でのんびり過ごして11時前にチェックアウト。   まとめ リニューアルした「ますや旅館」に滞在して、よかったところを振り返ります。 ・貸切風呂&大浴場あわせて9箇所の湯めぐりが無料でたのしめる ・「九兵衛旅館」「珠玉や」のメニューをベースに、「ますや旅館」のオリジナルを融合させたお料理が最高に美味しい(デザートも絶品!) その他にも、女子旅に最適だと思ったポイントがたくさんありました。ひとつひとつは小さいことかもしれませんが、その積み重ねで大切にされている感覚になって、満足度が上がっていきました! ・「お着き菓子」が生菓子 ・ウェルカムドリンクがご当地ジュース ・内装やインテリアなど、センスが光る館内 ・選べるデザイン色浴衣 ・鏡に照明がありメイクしやすい ・お手洗いのスリッパがふかふか ・敷布団もふかふか、枕の高さを調節できる ・14時チェックイン、11時チェックアウトでのんびりできる などなど…。細かいところまで配慮が行き届いているように感じました。 そして何よりも感動したのは、館内の清潔感。埃ひとつなく、水回りも綺麗なことが最初から最後まで安心して過ごせたポイントでした!総合して、価格以上に満足感が高い、高コスパの宿だと思います。その上、リニューアルしたばかりのお宿というのは、新しさゆえの輝きがあり、なんとも気持ちが良いものです。 この機会にぜひ、湯田川温泉の「ますや旅館」を訪れてみてはいかがでしょうか。

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渋温泉食堂 gonkiの岸田陽一さんを講師に迎え、研修を行いました。

2024.02.13
渋温泉食堂 gonkiの岸田陽一さんを講師に迎え、研修を行いました。
湯田川という地域において「食」をどのように捉え、これからの世代にを残すことができるのか。また、観光客のみなさまへ、どのような価値を提供し、何を伝えていけば良いのか? こうした大きな問いについて、向き合わなければいけない時期になってきたのかもしれません。そんな問いに対するヒントを得るための研修第二弾として、長野県で「渋温泉食堂gonki」を営む岸田陽一さんを講師にお迎えしました。 ⚫︎講師紹介 岸田陽一さん フランス東部・アルザス地方の有名レストランで修業した後、2013年に妻の里佳子さんの実家がある長野県内に移住。大阪や東京などの三ツ星レストランでキャリアを積む中、自らの店舗を構える一番最適な環境を探し求める。2020年1月、山ノ内町に夫婦でレストラン「渋温泉食堂gonki」をオープン。昼夜ともに6600円のコース料理を提供している。 ⚫︎研修について 本研修は、地域住民と外部の方が交わり、新しい何かにつなげていくアイディアを得ることを目的としています。対象者は、各旅館の調理担当者をはじめ、近隣でお店を営む方や、地域のお母さんたち。コーディネートは、庄内地域で食にまつわる活動をする小野 愛美さんです。 湯田川温泉つかさや旅館の厨房で、実技講習と試食会を行い、湯田川地域の季節の食材を活かしたアルザス料理の作り方を教えていただきました。メニューの説明を終え調理がはじまると、場の空気は一気に引き締まり、たくさんのお料理を目にも止まらぬスピードで仕上げていきます。参加者は目の前でシェフの手さばきを見ながら、そのスピード感に置いてかれまいと積極的に手を動かしました。 長野県は全国的に見ても、食材に恵まれた土地。「渋温泉食堂gonki」では、アルザス料理だからといって特別な食材を用意するのではなく、身近にあるお野菜や山菜などの山の幸、イノシシをはじめとするジビエなどを提供しています。食材の面では山を背にした湯田川温地区と共通する部分があり、どのように活用していくのかという点で大きな学びがありました。いくつかのお料理を紹介していきます。 お店名物のイノシシのリエットを湯田川でもつくってくださいました。イノシシの肉を柔らかくなるまで煮込み、ペーストにしてから、こんがりと焼いたパンにのせていただく一品。味付けは塩だけというのが信じられないほど、シンプルながらしっかりとした味わい。岸田家のお子さんたちも大好きなんだとか。 庄内では豚肉を食す文化がありますが、アルザス料理でもよく使用する食材だといいます。豚肉を酒粕で味付けして、バターでソテー。それだけでも十分美味しそうですが、細切りにして短時間茹でたシャキシャキのジャガイモを乗せ、仕上げにふきのとうを散らします。酒粕の新しい使い方を発見しました。 そば粉でつくるガレットは、春菊や水菜など食感のいいお野菜の上に、シシ肉とあさつきをのせ、つかさや旅館の女将特製のばんけみそで味付け。湯田川の先にある田川地区はそばの栽培が盛んな地域なので、田川のそば粉を使用したメニュー開発を考えるのも面白いかもしれません。 カルガモは、庄内柿とあわせてサラダに仕立てます。干し柿を一口サイズにカットしたら、お酢とあわせてビネグレットソースに。焼いた鴨の脂には、うまみがぎゅっと詰まっているので、オイルとして使用できます。調味料は最小限に、素材を余すことなく使う調理方法は、前回の北沢先生の教えにも通ずるところがありました。 研修は説明を含め4時間と限られた時間でしたが、みるみるうちにたくさんのメニューが完成しました! 豚肉、人参、葱、筍の水煮を味付けして白ワインで蒸し焼きに。 ジュニパーベリーやローリエ、白ワインの香りが爽やか。 じゃがいもと葱のポタージュは、寒い季節にうれしい味わい。 葱が苦手な参加者も、これなら美味しいと感動していました。 さっくりとしたパイに包まれた豚のテリーヌ。添えるのは山うどとこごみのピクルス。 サゴシとじゃがいものテリーヌ。庄内の白身魚もテリーヌにアレンジできそう。 続いてキジのテリーヌ。同じテリーヌでも、食材によってさまざまなバリエーションがうまれます。 筍にばんけみそを塗って、豚肉で巻いたものをフリットに。自家製マヨネーズでいただきます。 季節の山菜 うるいは、細く割いてサラダに。イノシシ肉の重厚感を、マスタードがさっぱりさせてくれる。目玉焼きにクルトンを乗せたスペシャルなサラダ。 調理が終わって和やかな雰囲気の中、参加者の質問に答える岸田さん。 どのメニューも驚くほど美味しく、参加者は感動するばかり。湯田川温泉の各お宿で提供しているお料理は和食がメインですが、岸田さんから教わったアルザス料理の中には、すぐに実践できる学びも多くありました。それから何より、地の食材を生かすアイディアの種を受け取りました。

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湯田川の夜。郷土料理でおもてなし

2024.01.27
湯田川の夜。郷土料理でおもてなし
12月と1月のとある日、湯田川温泉で2泊3日のモニターツアーを開催しました。2日目は旅館にてオフサイトミーティングを行ったあと、地域のお母さんたちがつくる郷土料理を振る舞い、おもてなしいたしました。地域の人々の生活や食文化を感じられるお料理の数々は、どこか懐かしくほっこりと落ち着くような味わいで、ここにしかない美味しさがあります。そんな郷土料理をたのしむ夜の様子を、レポートさせていただきます。 まずは、つかさや旅館の厨房にて下ごしらえ。 提供した郷土料理は、庄内の食材をふんだんに使用した以下のメニューです。 ・「からとり芋」の芋煮 ・「孟宗」の煮物 ・「庄内柿」と人参の白和え ・「庄内柿」と「孟宗」のマリネ ・ごま豆腐の餡かけ ・大根葉のけんちん ・大根漬けのけんちん ・大根皮のきんぴら ・いとこ煮 ・鮭の焼き物 ・はららごご飯 経験で培われた手際の良さで、次々と仕上がる料理の数々。 料理をつくったのは、湯田川地区に住むお母さんたち。 ごま豆腐の餡かけ。出来立ての餡から湯気がのぼる。 お母さんたちからつくり方を教わる、つかさや旅館の女将 かなえさん。 湯田川温泉の共同浴場から歩いて3分ほどの場所に、かつて多楽福亭(たらふくてい)という、地域で愛される定食屋がありました。その跡地を改装し、新たに人々が集う場所として活用しています。あたりが暗くなった頃、ミーティングを終え、参加者の皆さまが続々と集まってきました。 カウンターにずらりと並ぶ、郷土料理。和食割烹のような雰囲気です。 好きなものを、好きなだけ。どうぞ召し上がれ。 お料理をつくって提供するまでをお母さんたちが一貫して行いました。 お料理はビュッフェ形式でお出ししました。 お母さんたちはカウンター内でコミュニケーションをとりながら、「これは、どんなお料理なの?」といった質問に答えるシーンも。提供した食材と、お料理の一部を紹介していきます。 湯田川の隣にある、藤沢地区で焼畑栽培によりつくられる在来作物の「藤沢かぶ」。10〜15cmほどの細長いかぶで、上は鮮やかなピンク色、下は白色をしています。薄皮で生で食すことができ、パリっとした食感と爽やかな辛味が特徴です。 山形の郷土料理を代表する「芋煮」。今回は、庄内に伝わる里芋の一種で、ぬめりがなくほくほくとした食感が特徴の「からとり芋」を使用しました。庄内地方の芋煮は、豚肉を使用する味噌ベースの味付け。だんだん寒くなる季節にうれしいお料理です。 理太夫旅館の女将がつくった「いとこ煮」。かぼちゃと小豆でつくるのが一般的ですが、庄内では小豆と餅米を炊いてつくります。 すぐ裏手の竹林でとれるたけのこ「湯田川孟宗」。5月中旬に旬を迎え、その柔らかさと風味が評判。水煮缶として保存し、一年を通して提供しています。 庄内では、いくらを「はららご」といいます。庄内地方では、秋口から薄皮が付いたままの「はららご」が魚屋さんなどにならび、粒ひとつひとつを丁寧にほぐして漬け込みます。真っ白なご飯に「はららご」をたっぷりとかけていただく、贅沢な「はららご飯」。 番外編。九兵衛旅館から巻物の差し入れ。調理長は、酒田にある老舗の寿司店で経験を積んだのだとか。 湯田川温泉が位置する山形県鶴岡市は、ユネスコ食文化創造都市に認定され、その食文化は古くから大切に受け継がれてきました。一面に広がる庄内平野の農作物や、日本海の海の幸に恵まれ、さらに月山・羽黒山・湯殿山からなる出羽三山からは、山の幸をつかった精進料理が伝統食として人々の暮らしに伝わっています。提供するお料理には、そんな独自の食文化が反映されています。 郷土料理の基本はこの土地でとれる旬の食材を生かしてつくる地産地消。湯田川にきてくださる方々には、地のものを食べて、地のお湯に浸かり、土地のパワーを蓄えて、明日への活力に変えてもらえたら…。どれも素材の味を生かしたシンプルなお料理なので、消化に負担をかけず、湯治滞在の際にもおすすめできます。 「こんなお店があったらいいな」とのお声もいただきました。 郷土料理と、庄内の地酒をたのしむ夜。 ご参加の皆さまにご好評いただき、無事に終了しました。 先人たちの知恵と、土地の恵みがぎゅっと詰まった郷土料理。地域の人々にとっては慣れ親しんだ味でも、外からいらした方々には新鮮に感じていただけることを実感する機会になりました。

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2025.03.10
湯田川温泉 旧白幡邸のお雛様公開のご案内【令和7年3月14日~4月6日】

2022.09.15
湯田川温泉神楽を特別上演開催

2024.01.20
【令和6年2月1日販売開始】湯田川温泉オリジナル日本酒のご案内

2021.12.30
加茂水族館

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【グリーンGYM】に参加しました。

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