鶴岡の温泉、旅館、観光、グルメの最新情報。旅行者向け|湯田川温泉観光協会

ロゴ

FB insta youtube mail
  • お知らせ一覧
  • アクセス / MAP
  • アクティビティ
    体験プラン
  • お土産を
    お取り寄せ
  • トップ
  • 湯田川温泉について
  • お宿のご紹介
  • 湯田川散歩
  • 周辺観光
  • 食を楽しむ
  • 過ごし方
  • アクティビティ体験プラン
  • お土産をお取り寄せ
  • お知らせ一覧
  • アクセス / MAP
FB Instagram Youtube Mail
トップ 湯田川温泉について お宿のご紹介 湯田川散歩 周辺観光 食を楽しむ 過ごし方 お知らせ アクセス
  • FB
  • insta
  • youtube
  • Mail
  • pagetop

湯田川温泉

カテゴリー一覧

  • 観光協会のとりくみ
  • 最新情報
  • お宿紹介
  • 湯田川温泉
  • 庄内旅
  • 食
  • 体験メニュー(アクティビティ)/ワーケーション

湯田川の芽出し作業~お米の産湯

2021.04.20
湯田川の芽出し作業~お米の産湯
湯田川の芽出し作業~お米の産湯 温泉は、入浴や飲泉だけでなく広く利活用されています。例えば高温源泉を活かし、熱交換器システムで施設の給湯や床暖房、消雪に使うなど。そんな現代的な利活用でなくとも、温泉水そのものや温泉の蒸気を活かした料理など、欠かせない我々「人間の食」に結びつくような利用法は立派な「温泉文化」ですから、大切にしたいものです。 湯田川温泉で毎年4月に行われる温泉水を使った種籾の「芽出し作業」は江戸時代から続く伝統で、まさに「温泉文化」。 その年の稲作のスタートである芽出し作業。浸種といって、まず昨年刈り取った種籾を袋に入れ約10℃の水に数日間浸けた後、催芽機という機械に種籾を並べ32℃設定の水に浸し、その後保温します。 「芽出し」というものの、芽が伸びすぎるとその後に種蒔きで使う播種機に引っかかってしまうので、芽が膨らむくらいの状態、発芽するかしないか、いわゆるハトムネ状態の絶妙な加減でなければいけないそうです。 湯田川温泉では、催芽場に複数ある温泉水の水槽に浸けて芽出しします。それが可能なのは源泉温度が42℃で、余り湯が水路を通り催芽場の水槽に流れ着く頃には、ちょうど芽出しに最適な32℃前後になっているから。水槽には袋入りの種籾が12時間前後浸かります。半日浸かった種籾は、水槽に渡した枕木に並べられ臺を被せ、温泉の蒸気でそこから更に半日あまり蒸され発芽を促します。つまり、天然の催芽機になっているのです。もうね!ググってみてくださいよ、こんな催芽法、湯田川しかありませんから! この催芽法は、嘉永元年(1848年)に大井多右衛門が試行錯誤の上に生み出し、先人たちが改良して今に至るもの。江戸時代から脈々と受け継がれ行われる湯田川の芽出し作業は、今も変わらずリレー方式の手作業で、重さ8キロの袋を慣れた手つきで水槽に浸していきます。 今では庄内一円、そして新潟からも運ばれ、ピーク時になると催芽場に袋が壁のように積み上げられ、水槽にもびっしりと浸されます。外気温との差で水槽にもうもうと湯気が立つ様は、まるで「お米の産湯」のよう。 温泉国日本には、個性豊かな素晴らしい湯がたくさんありますが、もしこの湯が、もっと濃い成分で泉温も高く、塩分が多過ぎたり、酸性だったりしたら「産湯」として成り立ちません。湯田川の湯は芽出しに必要な絶妙な条件を満たしているからこそ、天然の催芽機であり、お米の産湯になっているのです。 そうして気持ち良さそうに「産湯」に浸かった種籾は田に植えられやがて秋、黄金色の稲穂が一面に広がる景色と共に、湯田川に美味しいお米となって戻ってきます。そして庄内の豊かな食材と共に私たちの口へと運ばれてゆくのです。だから、ね。孟宗筍の時期はもちろん、お米が産湯に浸かる光景が見られる春、そして鮭の遡上のように湯田川の産湯に浸かり美味しいお米になった秋も、柔らかな湯と共に湯田川の食、空気感を味わいにいらしてくださいね。 ※取材協力 JA鶴岡 営農販売部 米穀畜産課 課長 五十嵐浩紀さん 湯田川地区 石井邦也さん

続きを読む

正面湯

2021.03.10
正面湯
温泉が大好きな日本人。人と温泉との関わりは縄文時代から続くと言われる。温泉と温泉地に心惹かれ、心身共に癒されるのは、何より地上に湧き出る源泉の温もりとその様々な個性であろう。そして温泉が湧き出る土地の街並みやそこで暮らす人々が長い年月を重ねて育んできた歴史と文化を丁寧に紐解くとその魅力が広がる。 湯の守り神 「由豆佐売神社」 日本には古くからいろいろな神さまがいた。田んぼの神は秋から春のあいだ、山に帰って山の神となる。水路には水の神、かまどには火の神、いろいろなところに神がいて人は神を祀り崇めてきた。大地から懇々と湧き出るお湯にも神の力が宿っていると考えたのも不思議ではない。平安時代の『延喜式』神名帳は、全国の神社の一覧を公に初めて記載されたものと言われている。その中に温泉神社が含まれ、そこには湯田川温泉の「由豆佐売神社」が記されている。※1 この由豆佐売神社の「由」は、『倭名類聚抄』に「温泉一に湯泉(ゆ)とも言い、和名由(ゆ)」と記されるとおり「ゆ」と読む。由豆佐売とは湯出づる沢の泉源地を司るヒメ(女神)を表し、由豆佐売神社は泉源の女神ユヅサメを祀る社であったとう。※2中公新書石川理夫著『温泉の日本史』由豆佐売神社が本来祀っていたユヅヒメはいつしか記紀神話の女神溝樴姫命に置き換わった。そして、溝樴姫命を主神に、少彦名命、大己貴命の二神を陪神に祀るようになった。 湯田川温泉の守り神でもあるこの神社では、毎年4月30日には宵祭、5月1日には本祭を行い、1日正午頃から湯田川温泉街などを神輿の行列があり、かつては、人々は着飾り、振袖を来て歩いたとか。神社の行事は現在も温泉街に暮らす人々の暮らしに崇敬厚く残っている。 開湯は奈良時代 湯田川温泉の開湯は今からおよそ1300年前の712(和銅5)年。温泉で傷を癒している白鷺を見て発見されたと言われている。後の室町時代に、眼を患った牛がその角で地を叩いたら湯が湧き出し、その湯に入り眼がよくなったという伝説により田の湯が発見されたと言われる。これが現在湯田川温泉にある「正面湯」と「田の湯」という二つの共同浴場となる。 「正面湯」は温泉街のちょうど真ん中にあり、湯屋の正面に立つと、破風付きの立派な黒瓦屋根が目に入る。振り返ると「しらさぎの湯」という足湯と、その脇に石畳と板塀の路地がまっすぐ由豆佐売神社へ続いている。「正面湯」の正面、温泉街を見下ろす高台に由豆佐売神社はあるのだ。「正面湯」から出てくる人を見ていると、神社に向かって一礼する人が少なくないことに気づく。ここで暮らす人たちにとって、お湯をいただいた後に感謝の気持ちを忘れずに表すのはごく当たり前のこととなっているのだ。 神社の鳥居をくぐると、その先に苔むした石段と両脇に樹齢いくばくかの杉並木が出出迎える。石段を登ると右手に樹齢1000年と言われる県指定天然記念物の乳イチョウの巨木がそびえ立つ。現在の本殿は明治15年に旧鶴岡警察署庁舎や旧西田川郡役所などを手掛けた庄内の名棟梁「高橋兼吉」に建築されたものである。 湯田川温泉には、藤沢周平をはじめ、斎藤茂吉、横光利一、種田山頭火、竹久夢二といった歴史に名を残す文人墨客も逗留している。湯田川温泉に来たら、先ず「由豆佐売神社」に足を運び、これまでのこの地の歴史に思いを馳せ、湯の神に手を合わせてみるのも良い。由豆佐売神社や湯田川温泉の歴史について詳しく知りたいときは、「湯田川音楽館ぱっころ」(※1)の2階で資料を閲覧できる。 正面湯 正面湯に入るには、滞在している旅館で鍵を貸してもらうか、正面湯から50メートルほど温泉口に戻ったところにある船見商店で入浴料(300円)を支払う。正面湯の鍵を預かってから30年になるという船見里さんが一緒に正面湯まで来て鍵を開けてくれた。 湯屋の木枠のガラス戸を開けて中に入ると、頭上に「由豆佐売神社」のお札が。脱衣所には造り付けの木の棚があるだけで、洗面台もドライヤーもない。浴場には石鹸やシャンプーの類いは一切なく、もちろんシャワーもない。あるのは椅子とケロリンのあの黄色い湯桶のみである。 それほど大きくはない湯船からは惜しみなく天然掛け流しのお湯があふれ流れている。湯田川温泉は毎分約1,000リットルという豊富な湧出量で加水、加温、循環を全くしていないという純粋な天然温泉。なんと贅沢なのだろう。熱過ぎず、肌に柔らかいお湯は気持ちよく、ついつい長風呂してしまうという。普段は地元の人の声が飛び交う浴場もこの時はこんこんと溢れる湯の音が響いていた。 湯田川温泉にお嫁に来て48年くらいという星川さん、暮らしの中に温泉は欠かせない。じぶんの家のお風呂より仕事を終えて、夕方入る正面湯での会話が楽しみという。今は、コロナで仕方がないけれど、地元の人だけではなく、外からきてくれる人との会話が楽しくて、また湯田川温泉に入りに来たいと思ってもらえたら嬉しい。そして住民の人の暮らしの中にあるこの共同浴場をこれからも守っていきたいと話してくれた。 長い歴史の中でかつては茶屋や遊郭もあり賑やかな時代もあったが、現在は落ち着いた街並みを残しながらも温泉に暮らす人々は、訪れる者に対しいつも温かく優しく迎えてくれる。湯田川を訪れたら是非ここの歴史と文化と人に触れてその魅力を掘り下げてもらえたらと思う。 ※1 湯田川温泉音楽館 ぱっころ 〒997-0752 山形県鶴岡市湯田川乙72 正面湯 営業時間 7:30〜19:00 (8:30〜11:00は清掃のため入浴できません) 定休日 無休 入湯料 300円 泉質 ナトリウムカルシウム硫酸塩泉

続きを読む

1 2 3

2025.11.15
2025年11月16日13:30~ 山形放送「YOUは何しに日本へ」で湯田川温泉が紹介されます

2022.03.13
梅まつり「ウメミデランチ」のお知らせ(4月9日~10日)

2025.03.10
湯田川温泉 旧白幡邸のお雛様公開のご案内【令和7年3月14日~4月6日】

2021.12.30
加茂水族館

2022.03.04
庄内一の“美酒温泉街”計画

2023.12.12
【グリーンGYM】に参加しました。

2022.03.04
庄内一の“美酒温泉街”計画

NEWS

続きを読む

最上部へ

  • Facebook
  • Instagram
  • Youtube
  • Mail

ロゴ

案内パンフレットはこちら

お問い合わせ

  • TEL:0235-35-4111
  • FAX:0235-35-3477
  • mail

電話受付時間9:00~18:00
(土曜日・日曜日・祝祭日を除く)
ホームページを見たとお伝えいただけるとスムーズです。

鶴岡の温泉なら 湯田川温泉観光協会
旅館の空き状況はご案内しておりませんので、旅館へ直接お問い合わせください。
当サイト掲載の記事、写真等の無断複製・転載を禁じます。
トップ 湯田川温泉について お宿のご紹介 湯田川散歩 周辺観光 食を楽しむ 過ごし方

アクティビティ
体験プラン

お土産を
お取り寄せ

Cookie情報等の取り扱いについて

©湯田川温泉観光協会. All Rights Reserved.