- 2022.01.17
- “おとなの”企画持ち込み型インターンシップ募集
- 湯田川温泉観光協会では、皆さんがやりたい企画を応援することで地域に元気を分けてもらう、 「企画持ち込み型」インターンシップを若干名募集します。 【夢実現タイプ】 趣味や特技を活かして独立を目指している人向け。 ・これまで製作した作品で個展をしたい! ・手作り商品のポップアップショップを開きたい! などなど。 【プロボノタイプ】 専門的な知識やスキルを活かして地域貢献を行い人向け。 ・簡単に作れるポップの作り方を教えたい! ・旅館の経営コンサルティングを行いたい! 募集期間:2022年1月15日(土)から2022年2月6日(日)まで 実施期間:2022年2月1日(火)から2022年2月21日(月)までの2~4日間 募集人数:若干名 条件:全国各地からの交通費支給、宿泊場所の提供(湯田川温泉内)、時給1,500~2,500円 お申し込み:こちらから これまでの実施例 ☆イラストレーター・上原ふみやさん (夢実現タイプ) 上原ふみやInstagram 上原さんは、2020年から湯田川温泉観光協会の公認アンバサダーとして湯田川温泉のイラストを作成して、Instagram等で発表してきました。 イラストレーターとしての独立を目指し、「個展を開きたい」「湯田川温泉グッズを作りたい」という希望があり、 つかさや旅館のコミュニティースペース旅籠で「湯田川温泉と女の子展」を企画・運営していただきました。 会場の様子はYouTubeチャンネル・湯田川温泉つかさや旅館【女将】よりご覧ください。 こちら ☆フォトグラファー・飯野高拓さん(プロボノタイプ) 飯野高拓HP 飯野さんは、プロフォトグラファーの技術と経験を活かして、地域活性化に関わりたいと希望しており、 スマホで綺麗な写真を撮るための講座、温泉街や旅館内でのフォトスポットの開発、情報発信へのアドバイスなどを行っていただきました。 活動の記録はYouTubeチャンネル・IINO PHOTOをご覧ください。 こちら 皆様の応募お待ちしております!
- 2021.10.25
- 『湯田川温泉と女の子展』
- 10月24日と25日の2日間にわたり、つかさや旅館で開催された上原ふみやさんの『湯田川温泉と女の子展』では、湯田川温泉をモチーフに描いたイラスト7点の展示と、インスタレーション、ライブペイント、ワークショップと、展示会限定アイテムの販売を行いました。ご来場頂いた皆さま、誠にありがとうございました。 展示された作品は、上原さんが実際に訪れた際に見た湯田川の風景をモチーフに描かれ、それぞれがまるで漫画のワンシーンのよう。湯田川温泉に流れる日常の雰囲気がよく現れていて、いつかどこかで見たような、懐かしい気持ちにさせてくれました。 ◯設定 『28〜30歳。スマホケースがディズニー。ディズニーランドは一回も行ったことがない。スマホ画面が割れて一年くらい経っている。』 ◯インタビュー 『バイクになんで乗ってるのとよく聞かれる。人は理由を知りたがる。バイクに乗る理由をどうして聞くのか聞き返したこともあるが、「思ったから」と軽く返ってくる。それを聞いた私も同じように「乗りたかったから」と軽く答えたが、相手は腑に落ちていないようだった。』 この他にも沢山の作品が並びました。ライブペイントはその場で描くだけでなくインスタグラムを活用して配信。ワークショップでは、庄内の風景をモチーフに彫ったハンコを用意し、訪れた人が自由にレイアウトすることで、世界で1枚だけのオリジナル手ぬぐいがいくつも生まれました。 オリジナルグッズは、スウェット、ロングスリーブTシャツなどの他に、洗面器に貼れる防水のステッカーも。手ぬぐいと洗面器ステッカー。温泉街らしいグッズを作ってくれました。 東京在住の上原さん。昨年の10月〜3月までの間、湯田川温泉のアンバサダーをつとめたことをきっかけに今回の展示が実現します。ここに至るまでの経緯と、湯田川への思い、そして今後の展望を聞きました。 ◯プロフィール 上原ふみや イラストレーター 女の子と風景をテーマにイラストを展開し、2020年より湯田川温泉との連携を開始。 東京在住 / 福岡出身 ◯展示会に寄せたコメント 『はじめまして。上原といいます。東京で活動しているイラストレーターです。昨今、マイナンバーがはじまり、携帯はガラケーからスマートフォンへかわり、その場所へ出向かなくても情報や書類は、場所を移動せずとも画面から受け取ることができるようになりました。 コロナによる変化で、場所に縛られない働き方が定着しつつあります。私も東京での生活を送りながら、イラストを観光へと落とし込みたいという考えから湯田川温泉での活動を思い立ちました。今回はその一つの形となる展示会です。東京にいながらの観光地での活動は一体どうなるんでしょうか。今回のテーマは風景です。展示会の雰囲気を少しでも楽しんでいただければと思います。』 Q なぜ湯田川温泉のアンバサダーに応募したのですか? 上原さん(以下敬称略)『コロナの時期に、今までの自分の活動の方向性を見直したのですが、丁度そのタイミングで湯田川温泉公式アンバサダーの募集を見つけました。自分はイラストの中に風景を取り入れることが多いので、そこに社会性を持たせたいと考えた時に観光と結び付けることで他のイラストレーターとの線引きになると思いました。その時まで湯田川温泉のことは知らなかったのですが、全く繋がりのないところからアンバサダーになったことがきっかけでこういった展示をするまでに至りました。』 Q 上原さんにとって湯田川温泉はどんな印象ですか? 上原『ちょっと表現が正しいか分からないですが、お湯をみんなが信じているって感じがします。正面湯から出る時に手を合わせる風景を見たときは、いい意味でとても衝撃的でした。それから、湯田川神楽やひょっとこなど既にキャッチーなキャラクターが存在しているところも気に入りました。』 Q 特に気に入っている作品があれば教えてください。 上原『藤沢かぶのイラストです。パッケージデザインとして描いたので、イラストというよりデザインに近いんです。絵だけじゃなくて文字入れまでしてひとつの作品というデザイン寄りのところが気に入っています。』 『大きく曲がった藤沢かぶのごりっとした歯ごたえ。カクカクとした線で表現。ピリッとする辛味はオレンジ、甘酢はピンク色に。風景はおいしくなるように育てている作業風景をイメージして描きました。』 Q 展示会をしてみていかがでしたか? 上原『実際に展示をしてみると距離が離れていることの難しさを感じました。離れている場所で開催することに面白さを感じているのは確かですが、荷物の移動や作品作りにおいても距離が悩みの種でした。』 Q 今後はどのように活動していきたいですか? 上原『この展示を、今度は東京でやりたいと思っています。東京と湯田川、往復することで面白さが加速していくと思います。今回、この展示会の告知のためにインスタグラムでライブ配信をしたのですが、地元の福岡の友達が見てくれたり、東京の友人が湯田川を知るきっかけになったりと、離れているからこそ広がる事もあると思います。展示会にあわせて湯田川神楽の配信も東京で出来たらいいなと思います。』 この度、『湯田川温泉と女の子展』にご来場頂いた皆さまには心より感謝申し上げます。上原さんと湯田川温泉の取り組みは今後も続いていきますので、温かく見守っていただきますようどうぞ宜しくお願いいたします。